光って消える
高校3年生の時に文化祭でクラスで演劇をしました。
私の高校の演劇は、既に存在している脚本を脚本家の方やその劇団に許可を頂いて、アレンジして上演するスタイルです。
その上演する演劇を選んでいる中で、「不条理演劇」というジャンルがあることを知りました。
ジャンルとしては私の好きな現実主義な感じ。
さて。昨日「リリイ・シュシュのすべて」という映画を見ました。
2人とも幼くてめちゃくちゃかわいい。
でも、この映画の内容はまさに不条理。ハッピーエンドではないです。
中学生のリアルの闇という闇を詰め込んだ感じ。
儚い。救いがない。
自分の中学生時代に重ね合わせると、登場人物それぞれに共感できてしまって、それがつらい。きっと中学生の私が彼らのそれぞれの状況に置かれたら、同じことをしてしまったと思う。
もう1回見ようとは思えない映画でした。
っていう、感想だけ。
やっぱハッピーエンドがいいなー。
たまにはこういうのもいいけどね。
救いがなさすぎたけど、ご都合主義がないところは好きでした。
脳内BGM 蛍/RADWIMPS